11月にギヤチェンジ困難となり放置されていたカワサキ250メグロSG。
ようやく原因調べるため取りかかります。
分解進めた画像ですが、ポイントとガバナー外してカバー開けたとたんケース下に落ちているピンの付いたボルトを発見。
しばらく考えて、シフトドラムセンターのボルトである事がわかり、プライマリーチェーンまで外さないとアクセス出来ません。
カムシャフト外すのにプッシュロッド落ちないように割り箸で挟んでみましたが、吸気側が下にあるタペットから外れてしまいました。
下がったタペット見えないですね。
確認できました。
W1と同じような構造ですね。
ボルト落ちる過程では、ギヤが入らず困りましたが、落ちてしまうとチェンジペダルがどこまでも踏めます。
緩むのかと思いましたが、シフトシャフトのナットも緩かったし、リターンスプリングの調整する偏心ボルトのロックナットも締めて無かったです。
他に締め忘れた箇所がないか点検しながら元に戻していきます。
後期なので、クラッチスプリングは、4本です。
外れたプッシュロッドをヘッドカバーの小さい穴からなんとかタペットにセット出来ました。
ガバナーとポイントベースを取り付け、ギャップと点火タイミングをあわせます。
ポイントカムの合わせマークがわかりませんが、カム形状から判断します。
エンジン始動後、タイミングライトで確認して、ロッカーにオイルが上がってくるのを確認します。
クランクのナットを外す26のディープソケットとクラッチホイールのナットを外す23のソケットが無かったので購入しました。
直って良かったです。
それにしてもネジ緩みの多い個体です。